そらりすめも

XiaomiのショップROMについて(その1)

2024-04-09

ROM焼き試験場で問題になっているXiaomiのショップROMについて

Xiaomiはハードウェアに対してChinaとGlobalの2つが設定されており、AVBの署名検証によってGlobalにはChina、ChinaにはGlobalのROMを焼いた状態でBootloaderをロックしていると起動ができなくなっています。

これに対して方法は不明ですがこの制限を回避してChina版のハードウェアに対してGlobal版のROM(のようなもの)である改造版MIUI(ショップROM)が焼かれた状態でAliexpressなのど第三者流通で出回る用になりました。

以前までは本体の固有領域には手を加えず、基本的な部分への改変のみだったのでBootloaderをUnlockし、ROMを焼き直すことで元に戻すことができたのですが、先日より


Name:	Xiaomi Live Store

Store No. :	4990366

から、BootloaderのUnlockができない個体が販売されていることが確認されています。

こちらのストアから購入したXiaomi製スマートフォンは強制BLU以外の手法では今のところBootloaderのUnlockが行えません。

また、BootloaderのUnlockを行ったとしても元の改造前の状態に戻せるかどうかわかりません。

Aliexpressから購入する皆さんはどうか気をつけてください。

改造された個体では、getpropで確認できる値が


[ro.secureboot.devicelock]: [1]
[ro.secureboot.lockstate]: [unlocked]

とro.securebootの値が書き換えられています。

もしこのような端末を購入してしまった場合、Aliexpressでは紛争を開始してください。


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